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研究の概要

土構造物・地盤の粒状体モデリング

数値シミュレーションは将来に起きることを予想したり、見えないものを予測するための有効な研究手段です。コンピュータの発展とともに著しく発展している分野であり、日々新しい手法が開発されています。下図はDEM(Discrete Element Method)と呼ばれる計算手法によって地震によって生じた斜面表面の変状を計算したものです。数値計算から現象のメカニズムを解明することは、将来性のある基礎的研究となっています。


       DEMを用いてシミュレートし堤体斜面の地震による変状

公表論文

Fukumoto, Y., Sakaguchi, H. and A. Murakami (2013): The role of rolling friction in granular packing, Granular Matter, doi: 10.1007/s10035-013-0398-8.

Jiang, M.J. and A. Murakami (2012): Distinct element method analyses of idealized bonded-granule cut slope, Granular Matter, Vol.14, No.3, pp.393-410.

福元 豊,阪口 秀,村上 章(2011):地盤材料の破壊基準を表現するためのシンプルな個別要素モデル,土木学会論文集,Vol.67, No.1, pp.105-112.